本ページではAD / GPO経由で従業員の端末にIT Expert Services SaaS管理ブラウザ拡張機能を配布する手順を説明します。
大きく以下の3ステップに分かれます。
- 管理用テンプレートを導入する
- 拡張機能配布用のポリシーを作成する
- 端末で動作を確認する
前提条件:
- 対象OS: Windows
- 対象ブラウザ: Google Chrome, Microsoft Edge
- ユーザー単位ではなく、端末全体に対して拡張機能を配布する手順です
管理用テンプレートを導入する
- 各公式サイトから管理用テンプレートをダウンロードします。
【Chrome】
Google公式サイトから「Chrome ADM / ADMXテンプレート(policy_templates.zip)」をダウンロードします。
【Edge】
Microsoft公式サイトから、自社環境に合わせたポリシー(MicrosoftEdgePolicyTemplates.cab)をダウンロードします。 - ドメインコントローラーの \\<ドメイン名>\SYSVOL\<ドメイン名>\Policies\PolicyDefinitions を開きます。
※ セントラルストアを構成していない場合はローカルの C:\Windows\PolicyDefinitions
- ダウンロードしたファイルを展開し、以下ファイルをドメインコントローラーの \\<ドメイン名>\SYSVOL\<ドメイン名>\Policies\PolicyDefinitions にコピーします。
※ セントラルストアを構成していない場合はローカルの C:\Windows\PolicyDefinitions
【Chrome】
policy_templates/windows/admx内の以下2ファイル
・chrome.admx
・google.admx
【Edge】
MicrosoftEdgePolicyTemplates/windows/admx内の以下1ファイル
・msedge.admx
- 以下2ファイルを、ドメインコントローラーの \\<ドメイン名>\SYSVOL\<ドメイン名>\Policies\PolicyDefinitions\ja-JPにコピーします。
※ セントラルストアを構成していない場合はローカルの C:\Windows\PolicyDefinitions\ja-JP に配置してください。
【Chrome】
policy_templates/windows/admx/ja-JP内の以下2ファイル
・chrome.adml
・google.adml
【Edge】
MicrosoftEdgePolicyTemplates/windows/admx/ja-JP内の以下1ファイル
・msedge.adml
拡張機能配布用のポリシーを作成する
- スタートメニュー右の検索窓に「gpmc.msc」と入力し[グループポリシーの管理]→ 対象ドメインまたはOUを右クリック →[このドメインにGPOを作成し、このコンテナーにリンクする]をクリックします。
※ まずはテスト用のOU等での検証からの開始を推奨いたします。
※ リンク先のOUには対象となる端末のコンピューターアカウントが格納されている必要があります。
- 任意の名前を入力し、[OK]をクリックします。
- 作成されたGPOを右クリック→[編集]をクリックします。
- 以下から拡張機能のインストールに関する項目を設定します。
【Chrome】
[コンピューターの構成]→[ポリシー]→[管理用テンプレート]→[Google]→[Google Chrome]→[拡張機能]画面右の[自動インストールするアプリと拡張機能のリストの設定]を右クリック→[編集]をクリックします。
[有効]にチェックを入れ、[オプション]画面内の[表示...]をクリックします。
[表示するコンテンツ]内に1行で以下を入力し、[OK]をクリックします。
・hadnmclocjjllapgjmodilihdjjmggfg;https://clients2.google.com/service/update2/crx
[自動インストールするアプリと拡張機能のリストの設定]画面に戻るので、[適用]をクリックして適用後、[OK]をクリックします。
【Edge】
[コンピューターの構成]→[ポリシー]→[管理用テンプレート]→[Microsoft Edge]→[拡張機能]画面右の[サイレントインストールされる拡張機能を制御する]を右クリック→[編集]をクリックします。
[有効]にチェックを入れ、[オプション]画面内の[表示...]をクリックします。
[表示するコンテンツ]内に1行で以下を入力し、[OK]をクリックします。
・hadnmclocjjllapgjmodilihdjjmggfg;https://clients2.google.com/service/update2/crx
[サイレントインストールされる拡張機能を制御する]画面に戻るので、[適用]をクリックして適用後、[OK]をクリックします。
端末で動作を確認する
- グループポリシー反映のため、対象の端末でPowerShellを起動し以下コマンドを実行します。
| gpupdate /force |
- ブラウザを起動し、URLに以下を入力し、ポリシーが適用されていることを確認します。
| Chrome | chrome://policy |
| Edge | edge://policy |
[Chrome Policies]/[Microsoft Edge Policies]に[ExtensionInstallForcelist]が存在し、「管理者によりインストールされています」「組織が管理」などの文言と共にIT Expert Services SaaS管理の拡張機能がインストールされていればポリシーは正しく反映されています。
【Chrome】
【Edge】
反映されていない場合、対象の端末で一度サインアウト(または再起動)を実行し、再度確認してください。